2016/10/13 ( Thu )

乾燥肌が引き起こす様々なトラブル。その原因は?

MOMO

カテゴリー:スキンケア

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乾燥肌によって引き起こされる様々な肌トラブルは、原因から解決しなければなりません。乾燥肌の原因は本当に人それぞれ。一概にこれ!とは言えないのです。乾燥肌の原因となる要素をまとめてみましたので、自分に思い当たることがないかチェックしてみましょう。乾燥肌の大敵、冬はもうすぐそこ。今年もガサガサでトラブルだらけの肌にならないために、今からしっかり乾燥肌のお勉強を始めましょう♡

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正常な肌の状態を知ろう

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乾燥肌の原因を知る前に、正常な肌の状態を知りましょう。正常な肌は、潤いとハリ、弾力があり、血色のいい状態。さらに詳しく見てみると、酸性とアルカリ性の度合いを示すpH値がpH4.5~6の弱酸性の肌のことです。肌の油分が多いと酸性、乾燥しているとアルカリ性に偏ってしまいます。肌は弱酸性を保つことによって肌内部の潤いを保ってくれているのです。赤ちゃんの肌は中性で、徐々に弱酸性へと変わっていきます。それが大人になるにつれて、様々な要因でアルカリ性に傾いてしまうのです。弱酸性の肌は、表面にうっすらと皮脂の膜がある状態。紫外線やほこり、メイクといった外からの刺激に対してもバリアの役割を果たしています。潤いもあり、刺激にも負けない肌は、それだけトラブルも起きにくくなっています。これをベタつき、テカリと思いこんでゴシゴシ擦ったり、何度も洗顔をしてしまうことによっても皮脂膜が弱まり、水分が逃げやすく、外からの刺激に弱い乾燥肌になってしまうのです。
正常な肌とは弱酸性で潤いがあり、肌トラブルの少ない状態の肌のこと。乾燥肌(=アルカリ性の肌)の方は、肌の状態を弱酸性に戻す努力をしなければなりません。

乾燥肌ってどんな状態?

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乾燥肌とは、肌表面の皮脂が少なく、水分を保てなくなっている状態です。肌に潤いがなくなり、硬く、ハリのない肌になってしまいます。朝、シーツや枕でついた跡がなかなか取れないというのも特徴の一つですね。乾燥肌がひどくなると外からの刺激に耐えられなくなり、ちょっとしたことで肌荒れを起こす乾燥性敏感肌になります。さらに菌も繁殖しやすい状態ですので、ニキビの原因にも。乾燥しているとニキビとは無縁だと思うかもしれませんが、乾燥肌のニキビは治りにくく、同じところにできやすい非常にやっかいな問題なんです。肌に弾力がなくなるので、しわもできやすくなります。バリア機能が弱い乾燥肌は、紫外線の刺激にも敏感です。正常な肌なら紫外線が肌内部に入り込むのを防いでくれますが、乾燥肌はそうはいきません。刺激に耐えられるよう、必要以上にメラニンを生成してしまいます。よって、シミもできやすい肌になります。
乾燥肌とは皮脂が少なく、水分を保つ力、外からの刺激に対応する力が弱い肌のこと。ニキビが治りにくく、同じところに何度も出来る、シミ、しわが多いなど、様々なトラブルも同時に抱えることになります。

『肌がヒリヒリ…そんな敏感肌の原因を徹底追及!』の記事はこちら

乾燥肌の原因① 皮脂量が少ない

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乾燥肌の原因として一番挙げられることが多いのが肌表面の皮脂量の少なさ。本来なら皮脂と水分が肌に行きわたり、肌はハリ、ツヤのある状態になります。しかし、乾燥していると肌がカサカサし、お化粧のなじみも悪くなります。乾燥肌は水分と同時に皮脂の量も少なくなっているため、乾燥肌対策として水分量を補っているだけでは、乾燥肌は解決されません。
肌の皮脂量が少なくなる原因として、ストレスが挙げられます。ストレスを受けホルモンバランスのバランスが崩れると、自律神経が乱れます。それは皮脂腺にも影響し、皮脂の分泌量がおかしくなってしまうのです。クレンジングや洗顔で必要以上に皮脂を取りすぎるのも問題です。洗浄力の高い洗顔、クレンジングを使っている方は注意しましょう。また、無理なダイエットによって栄養をとらずにいると、本来肌を守るためにある程度必要な皮脂さえも分泌されなくなります。さらに、肌のターンオーバーの乱れは表面の角質を厚くし、肌表面の皮脂不足の原因に。
乾燥肌は水分だけでなく皮脂も少ない状態。ストレス、洗顔、ダイエット、ターンオーバーの乱れなどが原因で皮脂の分泌が少なくなってしまうのです。

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乾燥肌の原因② 天然保湿因子(NMF)が少ない

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乾燥肌の原因を解明していく上で欠かせないのが天然保湿因子(NMF)の存在。あまり聞き馴染みがないかもしれませんね。天然保湿因子(NMF)とは、角質細胞の中にある、水分を保つために欠かせない天然の保湿因子。アミノ酸や乳酸、尿素、糖類、無機塩からなり、ターンオーバーに合わせてある程度の量が体内で作られています。ですが栄養不足や睡眠不足、加齢、間違ったスキンケアなどによってターンオーバーが遅れると、古い角質が肌表面に残ります。そうなると天然保湿因子(NMF)は肌表面までたとりつくことができなくなります。そんな状態が続くうちに、天然保湿因子(NMF)自体が作られなくなってしまうのです。少なくなっていても、肌表面に今までの天然保湿因子(NMF)が残っていれば水分を保ってくれます。ですが、掻いたり擦ったり、強いクレンジングの使用などによって天然保湿因子(NMF)はどんどん肌から失われます。そうして肌の乾燥がひどくなっていってしまうのです。
天然保湿因子(NMF)は肌の水分を保ってくれる大切なもの。本来誰もが持っていますが、ターンオーバーの遅れ、摩擦によって簡単に減少してしまいます。

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乾燥肌の原因③ 細胞間脂質が少ない

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乾燥肌の原因として細胞間脂質の減少も挙げられます。また知らない単語が出てきた…という方も多いかと思いますが、細胞間脂質は先述した天然保湿因子(NMF)と同じく肌の水分を守ってくれるもの。厚さたった0.02ミリほどの角質層の中に、肌の表面となる角質細胞がレンガのように折り重なっています。そしてそのレンガをくっつけるセメントの役割を果たしているのが細胞間脂質と天然保湿因子(NMF)なんです。天然保湿因子(NMF)はさらに細胞間脂質に挟まれるような形になっています。この二つが足りなくなり、ところどころ細胞がめくれあがってしまうことで、水分が蒸発し乾燥が進むというわけなんです。さらに細胞間脂質は皮脂と水分の両方をキープする力があるので、細胞間皮質が肌に充分あれば皮脂も水分もバランスよく保つことができるんです。細胞間皮質の主成分はセラミドです。セラミドも天然保湿因子(NMF)と同じくターンオーバーのタイミングで新しく生成されていきます。
天然保湿因子(NMF)と同じく乾燥肌の原因となる細胞間皮質の減少。セラミド不足、ターンオーバーの遅れによって角質細胞間皮質はすぐに不足してしまいます。

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冬に乾燥肌がひどくなる原因

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乾燥肌にとって一番つらい冬。どうして、冬は乾燥肌をひどくさせる原因となるのでしょうか。まずは湿度の問題。肌の水分は、体の中の水分だけでなく空気中の水分からも与えられています。なので、空気の乾燥する冬は特に乾燥肌がひどくなるんです。さらに冬場は学校や会社、家でも一日中エアコンの下にいるという方も多いですよね。水蒸気を出してくれる石油ストーブやガスファンヒーターと違い、エアコンの暖房は温度を上げる代わりに湿度を下げます。よって、肌もどんどん乾燥してしまうんです。気温も乾燥肌の原因となります。肌には27~37℃の環境で活性化するTRP4と呼ばれるたんぱく質があり、細胞同士を繋ぎとめて肌内部の水分を守るバリアのような役割を果たしています。寒さで体の代謝が悪くなり、血液が上手く体中に行きわたらなくなるとこのTRP4の活動も鈍くなってしまいます。すると皮膚の細胞同士の密度が下がりスカスカになってしまい、水分がどんどん蒸発していきます。
冬は気温の低下によるTRP4の不活性化で肌のバリアが壊れたり、気候やエアコンで湿度が下がることによって、乾燥肌がひどくなってしまうのです。

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乾燥肌が原因のかゆみ

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乾燥肌にとってやっかいなかゆみ。どうして肌が乾燥するとかゆくなってしまうのか、原因を見てみましょう。乾燥によって角質層が薄くなると、神経が敏感になり、かゆみを感じやすくなります。服の摩擦や髪の毛など、通常の肌なら気にならないようなことでも乾燥肌にはかゆみの原因となります。寒い季節に欠かせない吸湿発熱繊維が使われている肌着にも要注意。吸湿発熱繊維は汗を吸って熱を出す素材なので、肌に必要な水分までも奪い取って乾燥、かゆみの原因に。そしてかゆいと、どうしても肌をかいてしまいますよね。するとヒスタミンというかゆみの元となる物質が作られるようになり、余計にかゆみが治まらなくなってしまうんです。また、角質層にアレルゲンが入り込むと、かゆみの元になります。アレルゲンはアレルギーの原因となる物質のことを言いますが、乾燥肌が原因でアレルギーになってしまったり、アレルギーを悪化させることもあります。
乾燥肌は角質層が薄くなることでかゆみを感じやすくなり、さらにかくことでヒスタミンが分泌されかゆみが増します。肌のバリアがスカスカなので、様々なアレルゲン物質も入り込みやすく、アレルギーの元となります。

乾燥肌が原因のニキビ

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脂性肌だけでなく、乾燥肌もニキビの原因になるんです。普通のニキビは皮脂が過剰に出て毛穴を詰まらせることによって出来ますが、乾燥肌のニキビはその皮脂が少ないことが原因です。皮脂が少ないと水分がどんどん蒸発していき、角質は硬く、古く、分厚くなっていきます。それに伴って毛穴も小さくなってしまい、少しの皮脂でも毛穴に詰まりやすくなるんです。毛穴が小さくなっているので皮脂はいつまでも出られず、治るのにも時間がかかります。さらに、頬やフェイスライン、口周りなど、乾燥しやすい部分は乾燥肌を治さない限り何度でも再発します。ニキビが気になり洗顔を多くしたり、強く擦るのもニキビには悪影響。ニキビを早く治そうとするあまりニキビ用の洗顔やスキンケアアイテムを使うのも乾燥肌の悪化、ニキビの原因となります。刺激が強かったり、余計に乾燥を進ませる成分が入っていることが多いからです。
乾燥肌のニキビの原因は毛穴が小さくなってしまうこと。また、ニキビを治そうと普段以上に刺激の強いケアをしているのも、ニキビを悪化させる原因になります。ニキビに着目するのではなく、そもそもの乾燥肌を治すことに専念しなければ解決しません。

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乾燥肌が原因の赤み

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乾燥肌だと、カサつきやかゆみ、ニキビの他にも赤みが気になりますよね。赤みには、肌の薄さ、炎症という二つの原因があります。肌が薄くなる原因はピーリングなどによる摩擦。乾燥肌の方でピーリングをしている方は少ないかもしれませんが、クレンジングや洗顔などでも自分が思っているより摩擦が強すぎる可能性があります。摩擦によって角質がどんどん剥がれていくと、角質層の下の顆粒層がむき出しになります。最近よく聞くようになった「ビニール肌」はこの状態の肌のこと。バリアを失った肌は刺激に耐えられず、赤みやヒリヒリとした痛みを伴うようになるのです。肌が弱く、肌内部に菌が入り込みやすいことも炎症による赤みの原因です。刺激を受けやすい乾燥肌の表皮細胞では、炎症増悪たんぱく質がたくさん作られるようになります。するとそれに対抗するために、炎症を引き起こすたんぱく質サイトカインが増加。炎症がひどくなります。
乾燥肌の赤みの原因の一つは肌の薄さ。普段から自分が思っているより強い摩擦を肌に与えてしまっているかもしれません。さらにもう一つは炎症。刺激を受けやすくなっている乾燥肌だからこそ、炎症も起こりやすくなっているんです。

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乾燥肌の原因ってこんなにあったんだ!

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乾燥肌の原因や、乾燥肌によって引き起こされる肌トラブルの原因について、分かっていただけましたか?乾燥肌を治すには水分だけでなく皮脂の量も大切です。また、肌の水分を保ってくれる天然保湿因子(NMF)や細胞間脂質の存在も忘れてはいけません。これらはターンオーバーを正常化したり、スキンケアにセラミドを取り入れることによって改善に近づけます。
乾燥肌はニキビ、かゆみ、赤みなど、様々な問題を抱えています。表面上の問題に着目するのではなく、元である原因をしっかり理解して、乾燥肌を元から治していきましょう!目指すは、真冬でも乾燥を恐れない肌♡

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