2016/11/10 ( Thu )

ちょっと待って!ヘアアイロンの注意点知ってる?

まりか

カテゴリー:ヘアケア

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毎日使うヘアアイロンですが、注意点を知らないで使っていると髪はどんどん危険な状況に陥ってしまいます!取り返しがつかなくなる前に、ヘアアイロンが髪に与える影響から、ヘアアイロンを使う上で注意できることを詳しく理解していきましょう。
ヘアアイロン初心者さんも、いろんなヘアアイロンを使い分けてる!というような上級者さんも、この機会に1度ヘアアイロンを使う際の注意点を再確認してみませんか?ほんのちょっと注意するだけで、髪も傷みにくくなるんですよ。正しくヘアアイロンを使いこなして、美しい髪を手に入れましょう♡

『熱にも負けない。髪が傷みにくいヘアアイロン講座』の記事はこちら

ヘアアイロンを使う前の髪の構造について

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髪は、なぜヘアアイロンを使わなくても元からストレートの人がいたりくせ毛の人がいたりするのでしょうか。まずは、そんな髪の構造からお話しいたします。髪の主な成分はたんぱく質。このたんぱく質は、18種類ものアミノ酸が結合することによって出来ています。この結合はとっても複雑で、水素結合、イオン結合、シスチン結合、ペプチド結合の4種類があります。髪が元からストレートなのか、くせ毛なのかは、これらの結合によって決まります。結合が真っ直ぐになっていればストレート、ずれればずれるほど、くせ毛が強くなります。さらに髪の中には硬いたんぱく質繊維、柔らかいたんぱく質繊維が存在しています。これらが同じくらいの割合ならばストレート、バラつきがあればくせ毛の原因となります。また、元の毛根が曲がっていることによって髪が真っ直ぐにならないということもあります。
元の髪がストレートだったりくせ毛だったりするのは、髪の結合の度合い、たんぱく質繊維の割合、毛根の向きの3つが主な原因となっています。

ヘアアイロンで髪を変形できる原理

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では、ヘアアイロンはどうして髪を変形できるのでしょうか。先ほどお話した髪の結合は、切断されたり、再び結合したりします。ヘアアイロンで熱を与えると、その中の水素結合、イオン結合が変化し、スタイリングが出来るということなんです。水素結合やイオン結合は水にぬれたり、熱に当たると切断されてしまう弱い結合です。特に、寝ぐせや、ちょっとしたブロー、ヘアアイロンで髪の動きが変わるのは、水素結合が強く関係しています。また、パーマは水素結合やイオン結合よりも強いシスチン結合に働きかけて変形させるので、濡れたりヘアアイロンを当てるだけではスタイルが変わらないのです。
少し難しい話になりましたが、ヘアアイロンは髪を形作る4つの結合の中の水素結合、イオン結合を熱で変形させることによってスタイリングするアイテムなんです。

ヘアアイロンが髪に与えるダメージ①たんぱく変性

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ヘアアイロンが髪に与えるダメージとしてまず挙げられるのがたんぱく質の変化。髪は熱、アルカリ、圧力によって内部の構造が変化してしまいます。このことをたんぱく変性と言います。ヘアアイロンはその中でも熱、圧力を加えるので、非常にたんぱく変性を起こしやすいんです。髪を染めたり、パーマを当てるときはアルカリ性の薬剤を使いますので、これもたんぱく変性の原因に。たんぱく変性が起きた髪は、硬くなり、枝毛や切れ毛が多くなります。カラーが入りにくい、パーマがかかりにくいのも特徴の一つ。このたんぱく変性は1度起こると、冷やしたりしても元に戻ることはありません。日々のヘアアイロンでもどんどん髪はたんぱく変性によってダメージを受けています。少しでも髪へのダメージを減らせるように注意していきましょう。
ヘアアイロンは熱、圧力によって髪の細胞を変化させてしまいます。このたんぱく変性が、髪のダメージの原因に。1度受けたダメージは取り戻せないので、出来るだけダメージを与えないヘアアイロンの使い方を心得て、髪を守ってあげましょう。

ヘアアイロンが髪に与えるダメージ②水蒸気爆発

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ヘアアイロンが髪に与えるダメージ2つ目は水蒸気爆発。すごい名称で、あまり聞き馴染みもないかもしれませんが、ヘアアイロンを使っている際にはよく経験する現象です。
髪が濡れたままヘアアイロンを当てると、「ジュッ」と音がして水蒸気が出たことはありませんか?これこそが水蒸気爆発なんです。これは、髪の内部の水分がヘアアイロンの熱によって一気に蒸発したもの。水は水蒸気になると、体積が1700倍にもなります。そのため爆発して髪から出ていってしまいます。その際の髪は、まるで風船が破裂したような状態。穴だらけでスカスカの髪になってしまっているのです。こうなると水蒸気爆発を起こした直後だけでなく、その後もずっと水分を蓄えるのが難しい髪に。ケアするのが難しく、取り戻せないほどのダメージならカットしなければいけません。
髪が濡れた状態のままヘアアイロンを当てることによって起こる水蒸気爆発。髪の水分が一気に蒸発し、髪を破裂させて逃げ出してしまいます。スカスカの髪にしないためにも、濡れたままの髪にヘアアイロンを使用しないようにしましょう。

『髪のギシギシ・パサパサになる原因とは?』の記事はこちら

ヘアアイロンが髪に与えるダメージ③物理的ダメージ

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さらにヘアアイロンが髪に与えるダメージはまだあります!それが、ヘアアイロンで髪を強くプレスすることによって起こる物理的ダメージ。ヘアアイロンを使う際、スタイリングをしっかりしたくてつい髪を引っ張ったり、強く挟んだりしてしまいますよね。そうすることによって髪が潰れてしまい、髪内部の構造も破壊されてしまいます。また、ヘアアイロンを滑らせる際、どんないいプレートのヘアアイロンを使用しても摩擦が起きてしまいます。この摩擦も髪には悪影響です。既にダメージを受けている髪はキューティクルが開いてギシギシした状態。そこへヘアアイロンの摩擦が加わることで、より大きなダメージを受けることになるんです。また、くせ毛、うねりがひどい髪も、ヘアアイロンによる摩擦を受けやすくなっています。
ヘアアイロンは髪にたんぱく質変性、水蒸気爆発の他に、物理的ダメージも与えています。髪を挟んだり引っ張ることによって髪内部の構造が変わり、摩擦によってダメージが余計にひどくなってしまうんです。

『効果が凄い!今注目のアミノ酸シャンプーって!?』の記事はこちら

ヘアアイロンを使う際の注意点①濡れた髪に使わない

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では、ここからはヘアアイロンを使う際の注意点について説明していきます!まず最初に注意したいのは、髪が濡れていないかということ!水蒸気爆発については説明した通り、髪がスカスカになってしまうとても怖い現象なんです。髪が濡れている方がセットしやすいと思われるかもしれませんが、濡れた髪はキューティクルが開いている状態。キューティクルの間から、髪本来の水分もどんどん流れていってしまうんです。髪が乾いているとキューティクルもしっかり閉じている状態なので、必要以上に髪にダメージを与える心配はありません。必ずしっかり乾かしてからヘアアイロンを使ってください。ですが、乾いた髪は髪とヘアアイロンの間に何もなく、髪が火傷しやすくなっています。長時間同じところにヘアアイロンを当てない、強く擦らないなどのことを注意していきましょう。
濡れた髪にヘアアイロンはNG!キューティクルがしっかり閉じた乾いた髪に使用してください。また、その際も髪が火傷しないように、細心の注意を払って下さいね。

『バサバサ髪とサヨナラ。お風呂上りのヘアケア。』の記事はこちら

ヘアアイロンを使う際の注意点②高温にしない

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ヘアアイロンを使う際は温度にも注意を!最近は200度以上の高温を出せるアイロンも手軽に入手できますが、プロの美容師が使うような高温のヘアアイロンを初心者がいきなり使うには注意が必要です。基本的には160度~180度に設定して、1度でしっかりスタイリングできるようにしておきましょう。さらに、カールタイプのヘアアイロンを使う場合や、髪のダメージが気になる場合はそれより設定温度を下げて、140度以下で使用するようにしましょう。直毛の方がヘアアイロンを使う場合は、もう少し低めでもしっかりスタイリングできます。逆にくせ毛をしっかり伸ばしたい方は、少し高めの温度が必要となるので、細心の注意を払いましょう。
また、あまりに低い温度に設定するとスタイリングが思うように出来ず、何度も髪にヘアアイロンを当てたり引っ張ったりしてしまい、無駄なダメージに繋がります。自分の髪質に合った高すぎず、低すぎない温度を見つけましょう!
ヘアアイロンの扱いに慣れていないうちに高温を使うのは要注意。ストレートタイプのヘアアイロンやくせ毛の方は160度~180度に、カールタイプのヘアアイロンや直毛の方、ダメージが気になる方は140度以下に設定しましょう。

ヘアアイロンを使う際の注意点③長時間使用しない

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ヘアアイロンを使う際の注意点3つ目は、長時間同じ場所に当てないということ!ヘアアイロンを少し使うだけでも髪はダメージを受けますので、長時間使えばそれだけダメージも大きくなります。高温の熱に当たり続けると、火傷して表面が溶け、ハリ、コシのないパサついた髪になってしまいます。髪の負担は自分で気づきにくいですが、髪が火傷してしまわないように気遣ってあげましょう。肌と違い、髪は火傷すると自然に治ることはありません。
また、くせ毛が強いからと言って長時間ヘアアイロンを当てるのもNGです!長く当てればスタイリングも長時間続くということはありません。くせ毛を直したい、カールをしっかりつけたいという場合は、丁寧にブロッキングして少量ずつ髪を挟むようにするといいですよ。
ヘアアイロンを長時間同じ場所に当て続けると、髪が火傷してしまいます。髪の火傷はダメージが大きくケアも大変なので、そうなる前に短時間でスタイリングしてあげましょう。しっかりスタイリングしたいときは、髪を少量ずつに分けてヘアアイロンで挟むのがおすすめです。

ヘアアイロンを使う際の注意点④引っ張らない

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「ヘアアイロンを使うと薄毛になるよ!」と注意されたことはありませんか?確かにヘアアイロンの使い方次第では薄毛になる可能性もあります。その原因は、ヘアアイロンの熱のせいではなく、ヘアアイロンを使う際に髪を引っ張ってしまうから!ヘアアイロンを使う際、髪の根元から毛先に向けてスライドさせていきますよね。この際に、どうしても髪を引っ張ってしまいます。1度の使用でいきなり髪が抜けるということはありませんが、何度も使用しているうちにどんどん毛根が弱くなります。毛根は髪を作る大切な場所。そんな毛根が弱くなると、髪が抜けやすくなるだけでなく次に生えてくる髪も弱くて細い髪になってしまいます。ヘアアイロンを使う際は、出来るだけ優しく使うように注意しましょう。ストレートタイプのヘアアイロンなら挟む、ずらすを繰り返したり、カールタイプのヘアアイロンなら根元に余裕を持たせて巻くとといいですよ。
ヘアアイロンを使い続けると、引っ張る力によって毛根が弱くなり、抜けやすい髪になってしまいます。毛根が弱いと次に生えてくる髪も貧弱に!薄毛にならないためにも、ヘアアイロンを使う際は引っ張りすぎないように気をつけてくださいね。

『20代でも油断禁物!女性の薄毛対策と改善方法。』の記事はこちら

ヘアアイロンを使う際の注意点⑤火傷対策

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そして、ヘアアイロンを使う際に注意したいのが火傷!耳、頬、おでこ、首筋、手など、ヘアアイロンを使っていて火傷をしたという経験がある方は多いはず。高温のヘアアイロンによる火傷は肌へのダメージも大きく、早くケアしないと跡が残ってしまいます!熱いと感じたらすぐにヘアアイロンから離れてその部分を冷やしましょう。5分ほど冷やしたら次は保湿。火傷した肌はとってもデリケートで乾燥しやすい状態です。乾燥すると治りも遅くなるので、ワセリンなど、添加物の少ない保湿クリームを塗ってあげましょう。
ヘアアイロンで火傷をしないための予防としては、首にタオルを巻いたり、前髪を巻くときは毛先を持ち上げて顔を下に向け、出来るだけ髪と顔が離れるようにしてあげましょう。顔の横の部分をスタイリングするときも同様で、ヘアアイロンを使っている方と逆向きに顔を傾けることで、髪と顔の距離を離すことが出来ます。
ヘアアイロンなど高温での火傷は肌にとっては大ダメージ!熱くなった髪やヘアアイロンが肌に当たらないようにタオルを巻いたり髪を持ち上げたりして事前に対策を。もし火傷してしまったら、すぐに冷やして保湿することが大切です。

注意点を抑えて、ヘアアイロンを使いこなそう♡

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ヘアアイロンの注意点、分かっていただけましたか?身だしなみやおしゃれのためには欠かせないヘアアイロンですが、間違った使い方をしていると髪や肌を傷める原因になります。濡れた髪に使わない、高温にしすぎない、長時間使わない、髪を引っ張らない、火傷対策をするなど、少しのことを注意すれば、ヘアアイロンをもっと上手に使いこなせますよ!髪へのダメージも軽減されるので、ぜひ実践してみてくださいね。

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